県議会での私の実質的なデビュー戦は、昨年６月定例会の総務文教委員会での質疑でした。
最初なので意気揚々として質問をしようとしたら、他の議員から「手を挙げろ」「「委員長」と言って許可を求めろ」みたいなことを言われて出鼻をくじかれました。法廷では手も上げずに質問するのが当然だったので、委員会でも法廷と同じようにやろうとしました。それが議会のルールに反したらしい。今振り返れば、注意されるのも当然です。法廷では、発言者が原告側・被告側と限られている、他方、委員会には議員と県の説明要員がいてその人数は２０名近くになります。発言したいなら、その気持ちが委員長に明白に伝わるように「委員長」と挙手することが必要で、「郷に入れば郷に従え」です。
最近ようやく委員会での質問にも慣れてきました。ところが、先日、法廷で尋問する機会がありました。委員会に慣れてしまったのか、今度は法廷で「委員長」と言って手を上げそうになってしまいました。気をつけます。
馬場ひでゆき