以前の同僚で今でも仲良しな大切な友がいます。同僚になる前からの付き合いで、もう出会って１７年くらいになります。彼女はとても真面目で努力家、仕事も丁寧で正確。でもときどき天然を発揮するチャーミングな女性です。職場では涙を流さないと決め、どんなに理不尽で辛いことがあってもぐっと耐えて平常を保つことができる強い人でもあります。お互い高齢の両親の面倒を見ていたこともあり、仕事や職場の話だけだけでなく家庭の愚痴、介護の不安、相談などもよくしていました。
私は現在秘書の仕事をしながら福祉の国家資格を目指して専門学校に通っています。その決断に「頑張れ！」と背中を押してくれたのも彼女です。そして彼女も昨年末に難関の国家資格を受験し見事合格されまた。その時のLINEに「今回は受験辞めようと思ったけれど、🍙（私）が目標を持って頑張っていたから私も頑張りました。むしろありがとう」と。５０歳を過ぎてもまだお互いにを尊重し、高めあう友がそばにいることはとても幸せなことだなあとしみじみ感じました。
その彼女のお母様が昨日急逝されました。入所された施設にもやっと慣れてこられた矢先に急病で倒れられたとのことで、彼女のショックはいかばかりかと胸が痛みます。手先が器用で（下記のひな人形はお母様の手作りです）、歌も好きなお母様。私の所属している合唱団の演奏会にも足を運んでくださり「私は🍙さんのファンになりました」と満面の笑みで声掛けしてくださった姿が忘れられません。
ああすればよかった、こうすればよかったなど、今自責の念に駆られている友へ 「自責を感じるのは、それだけ貴方がお母さまを大切にしていた証だと、私は思います。貴方は誰よりもお母様に尽くされていました。お母様もそれを十分に受け止めていますよ。」。彼女のお母様のご冥福をお祈り申し上げます。 🍙 いばらき
