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市の温かさ

 今日の高田は二・七の市の日。馬場県議は朝市で出会う人たちとの交流が楽しいとよく話をしてくれます。私も高田生まれなので、市はよく母や祖母に連れられて買い物に行っていました。当時は野菜や果物、花屋や洋服屋、魚屋に惣菜、大判焼などなど・・・ずらっと並んでいた記憶があります。

 市はスーパーと違い、商品を挟んで必ず売り手と買い手には会話があります。朝の挨拶から始まり、他愛のない会話や商品の話など。そして話していると他のお客も加わってなんだか賑やかになっているなんて時もありました。

 今朝私は、久々に市に行ってみましたが、「この間よりお店の数が少なくなっているのでは?」という印象を受けました。市も高齢化が進んでいることは承知していましたが、店数が少なくなると寂しい気持ちになりますね。でもお客さんが立ち止まっていろいろ話をしている様子を見て、市の変わらない姿がまだ残っていることに安心もしました。

 私も花の苗を購入し、植え方や育て方を伺い、自宅の草木の相談にも及び話が弾みました。話をしながら売り物の花や野菜の傍らに「無料」と書かれたたくさんの花台が並べてあることに気づきました。理由を聞くとお店を出している場所のお宅のご主人が生前つくられたもので、遺族から市で好きな方にもらっていただければありがたいと言われて置いているとのこと。一つ一つ丁寧に作られていてどれも素敵。「ぜひもらってやってくんない。亡くなったご主人もみんなに使ってもらったら喜ぶから」と言われ、私も一ついただいてきました。一緒にいたお客様のご夫婦も「あの鉢にあうかも」「そうだね」と複数見繕っていました。そんな温かいやり取りがあるのも朝市の良さですよね。私もこれから朝市の日は少し早めに出社して足を運ぼうと思います。そこでまた新しい発見や出会いがあるかもしれません。そんな素敵な朝を期待して。                 🍙いばらき

                                        

 

 

 

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