事務所の入り口に「のぼり旗」を設置しました。当事務所は２階なのでなかなか目立たないのが残念ですが、それでもＴ字路で信号待ちをされている人や車両から見えるようにと、伸ばせる限り伸ばして設置しました。
直江津にある新潟労災病院は令和７年度末までに閉院することが予定されています。労災病院は直江津地域の住民の命を守る拠点として長年その役割を果たしてきました。直江津は高田と同じく上越地域の人口集中地域です。その地域に拠点となる病院がなくなるということは、大勢の住民の健康を守ることが難しくなるということでもあります。そのようなことが起きないよう「上越地域の医療を守る会」では労災病院の機能存続を目指して２万筆の署名を目標に署名活動を行っています。当事務所にも署名用紙があります。馬場県議も全力で取り組んでおります。当ホームページの「お知らせ」にも署名用紙を掲載しました。どうかご協力お願い申し上げます。
コンピューターの普及で、誰でも表計算ソフトなどを利用して簡単に計算ができるようになりました。人口減少している→患者も減少する→そんなところ（臨床数の少ないところ）に医師はいかない（医師不足）→なので病院削減決定！と今回も国や県はいろいろな数値を入れて計算して結論を出したのだと思います。それは数字上（机上）では理に適った結果なのかもしれません。
でも、人間の生活を単なる「数字」だけでとらえるのはどうなのでしょうか。特に山間部に住んでいる人や移動手段のない人、高齢者、妊婦、障がい者などは急な病で病院に行きたくても遠くの病院にすぐ行くことが困難です。そもそもすぐ飛んでいけるような人は病院には行きません。病院再編のご担当者には実際に現地に足を運んでいただき、そこでけがや病気をしたらどうするか、何が不便か、そしてなにが不安となるかを想像していただきたい。それは決して数字で表されるものではないものだと思います。どんなにコンピューターや情報ツールが発展しても、机上だけで結論付けることがない行政であってほしいです。 🍙いばらき