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連合委員会を視聴して

 本日午前10時から連合委員会の質問に馬場県議が立ちました。当ホームページやグループラインでも事前にお知らせしましたので、ご覧になった支援者の方もいらっしゃると思います。皆様の感想をぜひお聞かせください。

 私は、もともと本日午前は通院予定があり、事務所で視聴することはできませんでした。それでもなんとか病院の待合室でスマホで2/3くらい見ることができました。

 今回の質問は2点。まず給食の無償化についての質問です。これは馬場が昨年の選挙時から訴えていた事項です。馬場は、学校給食は教育活動の一環であり、学校給食の無償化は子育て支援として重要な意義を有するものと考えています。本件では現在4市町村で無償化が実施されています。不均衡がないように県内の全市町村で無償化を進めるべきと考えているけれども、もし全学年が無理であれば、受験などのお金のかかる学年だけでも無償化を図ることから検討してはどうかと質しました。県の回答は、国の動向を注視するというそっけないものでした。質問の最後に馬場は、「私学高校の授業料の補助金についてはその金額はわずかでも保護者はその支給について喜ばれた。同様に給食についても僅かであっても家計が助かるので検討を願う」と加えてこの質問を終えました。

 次に教員の免許状の授与についての質問です。これは実際にある支持者の方から伺ったことで知った問題点でした。その方は、教員免許を持っていません。そして自身の仕事の専門外(今まで学んだことも教えたこともない分野)について教えるために教壇に立ってほしいと依頼を受けたというのです。教育職員免許法第6条1項で臨時免許状の授与は授与権者である教育委員会が教育職員検定で行うとされています。しかし実質的には形式的な書類審査のみとなっているようです。どのような形であれ子供に「教える」という限りは授与の基準をきちんと設けるべきであると馬場は質しました。しかし県の回答は、ただでさえ教員のなり手がないのに、基準を設けたらもっと教員のなり手がいなくなってしまうというものでした。事前の調査では実際に基準を設けている県も存在します。今後教員が不足していることを理由に専門外の人が「つけ焼き場的」に教える教育がまかり通ってしまってはそれは「学校で教える教育」といえるのしょうか。そんな新潟県の将来の教育を憂いて今から対策を検討すべきと考え、馬場は今回の質問をしたのです。皆さんはどう思われますか。

 今回及び前回の連合委員会での質疑そして一般質問でも感じたことです。料理にたとえて言えば、馬場は鍋の底からすくってその味の感想を述べているのに対して、県の回答はかき混ぜもせず、鍋の上澄みだけをすくって味の感想を述べているような感じがしました。同じ具材の鍋であってもすくいかたで味が異なるのは当然です。だから質問と回答が微妙にすれ違って聞こえてくるのですが、それは私だけでしょうか。                                             

                                        🍙いばらき

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