
今日は、ご本人の了解を得ましたので、馬場県議の支援者のお一人である山田護さん(大潟区)の詩集を紹介させてください。
今回ご紹介したい詩集は山田さんの第2集『詩の花束 心の拠りどころ』です。飾らない実直な性格な山田さん。その素直な思いがどの詩にも溢れています。
山田さんは、私の以前勤務していた先の上司でもありました。私にとって尊敬する上司の一人です。コソコソすることが大嫌い。叱るときも褒めるときも全力投球。社員一人一人をよく見ていて、すぐにその人のいいところを見つけ出します。そしてそれを本人のいないところでも「〇〇くんは▢▢なところがいいんだよ」「△△さんは☓☓なこともあるけど〇〇なところは誰もまねできないんだよね」などと話をしてくれました。本人のいないところでは悪口が多いものですが、褒め言葉を聞くのは自他ともに嫌な気はしません。私も山田さんのその温かさに救われたひとりです。山田さんは退職後、病気と10年間戦い、やっと復活されました。今「人生これからさ!」と考えて、音楽を楽しみ、詩の作成や新しい世界に飛び込まれてとても活き活きと過ごされています。その姿を見て私も心から嬉しくなりました。
私の机の前には、前回の『詩の花束 ささやかな我が夢』の中でお気に入りの「いつまでも いつまでも」という詩をコピーして飾ってあります。ふと心が塞ぎこみそうになる時にその詩に目を向けると山田さんの元気な声で応援されているような気がしてくるのです。「山田さんのこと知っているよ」って方は大勢いらっしゃると思います。この機会にぜひ詩集を手に取っていただきたいと思います。あの山田さんの元気の良い大きな声が聞こえてくるようですよ。
ひたむきに 生きてきた / 納得できず 抗うことも / 悲しくて 涙がとめどなく / 強い風に よろめきもした / いつまでも 心豊かに / いつまでも 思いやりを持って / いつまでも たおやかに / いつまでも 与え分け合って (山田護『詩の花束 ささやかな我が夢』 44ページ「いつまでも いつまでも」より)
🍙いばらき