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大人になったら原作を

 小学生の頃、近所の書店で父が買ってくれた本の一冊に『あ々無情』があります。もちろん小学生バージョンに編集されたものです。何故かこの本の最後の一文がとても強烈に印象に残っているのです。それは「みなさんが大人になったら、この本の原作を読んでみてください」という言葉で終わっていたからです。その後「レ・ミゼラブル Les Misérables」が原作であることを知りました。原作を読んでくださいという言葉のままに単子本を購入。なんと1~4巻まであるんです。高校生の頃だったと思いますが、読み始めたら夢中になって一気に読んでしまったように記憶しています。それにしてもあの膨大な小説をよく小学生バージョンにコンパクトにまとめたものだと感心しました。

 ここ数日テレビでは年末の音楽番組が放映されていますが、その中でミュージカルで歌われるレミゼラブルの曲を耳にしました。ふと懐かしく思い本棚から単子本を取り出してみました。今1巻を読んでいます。本はかさばるけれど、電子画面とは違う安心感みたいなものがあっていいですね。

 話は変わりますが、昨年度の小学生と中学生の1か月に読んだ本の冊数って10年前と比べて1、2冊増えているそうです(全国学校図書館協議会の調査)。一方大人は読書量が減っていて1か月に1冊(電子書籍も含む)も読まないと回答した人が約63%もいるそうです。

 先日、ある支援者の方から『馬場ひでゆきの活動日誌の「私の推し本」を読んでぜひ読んでみたいとその本を探した。そして夫婦で読んで涙した』と手紙をいただきました。そんなふうに本を通じて共感できる人の輪が広がっていく喜びは嬉しいものです。馬場県議もとても喜んでいました。

 このクリスマス、家族や恋人、お子さんやお孫さんにプレゼントを渡された方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は私も今年、親しい友人に本を贈ってみました。本人に興味のある本を選んだつもりだけれど…さて、喜んでもらえたかな?後日感想を聞くのが楽しみです。 🍙いばらき

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