
今週の土曜日25日に高田まちかど交流館で「冬の絵看板まつり」のイベントの一つとして「するてんまつり」が開催されます。時間は午前10:30~13:00。その後同会場でコンサートが開かれます。「するてんのおはなし」や「するてんの新メニューの紹介」、「するてん自慢PR合戦」、「するてん引換券が当たるじゃんけん大会」などが会場で予定されているようです🦑。
同日本町通りでは「上越名物 するてん」の上り旗が立っている店舗で各店舗自慢のするてん料理を食べることができるそうです🦑。各お店の味を比べてみるのも面白いかもしれませんね。そしてするてんと一緒に本町にある歴史ある店舗の絵看板も見ながら楽しんでいただければいいですね。
聞くところによると本町には創業100年~400年の老舗が約40件も残っているとのこと。地元にいても知らなかった事実です。個人的なことですが、我が家も先祖は本町(下小町)で旅籠屋をしていました。当時この地区は旅籠屋営業の特権を与えられていたようで、30軒ほどあったと聞いています。400年の老舗であれば、当時から営業をしていたことになります。凄いことですね。我が家は江戸から明治になるときに店を畳み高田を離れました。もし今も続けていたらと考えると…老舗の女将として連日集客に頭を悩ませながら観光関係を廻っているのでしょうか…💧想像しただけで大変です。そう思うと店を何代にも渡り続けていくことがいかに困難なことであるかということは想像に難くないことです。市内外問わず訪れた方にはこのような歴史のある素晴らしい店舗を絵看板とともにゆっくり見ていただきたいです。
するてん🦑に話を戻します。ずいぶん前ですが、地元で結婚式に呼ばれた時に、カタログが主流の時代にも関わらず引き出物として熨斗を付けた「一夜干しのするめ」が入っていました。私は不思議にも思っていなかったのですが、東京から来られた隣の席の方に「この中途半端なやわらかさのイカはなんですか。するめとはちがうのですか」「どうやってたべるのですか」「これをこのまま持って帰って大丈夫ですか」などと質問責めにされました。一夜干しのイカが東京では普通に売られていないことをそのときはじめて知ったのです。そんな都会の方々に是非「するてん」のおいしさを知っていただきたいものです。
🍙いばらき