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お強(たち)の餅

 

 上越の皆さん、このお菓子をご存じですか?これは上杉謙信にちなんだ「お強の餅」という和菓子です。今日と明日の二日間、直江津地区の菓子店やスーパーで販売されています。上杉謙信が出陣する兵をのために「げん」がよい初草を混ぜた餅を配って戦いに臨み勝利したという逸話から作られたそうです。私は直江津地区に住んでおり、直江津菓子組合のチラシが入るため名前は知っていましたが、実際に食べたのは今回を入れてたったの2,3回・・・ごめんなさい。

 一方、子供の頃に給食でも出されていた11月30日と12月1日に食べる「川渡餅」は、もう習慣になってしまって「買わなきゃ」「食べなきゃ」という義務感さえ感じているところがあります。なんだかこの二つの餅には認知度の差がありますね。

 調べたところ、この「お強ちの餅」は50年ほど前に直江津菓子組合が考案して生まれたとのこと。そんなに長い歴史があったとはまったく知りませんでした。「お強の餅」は草餅の中につぶあんを入れた「天」と、こしあんで草餅を包んだ「地」の二種類があります。どちらもヨモギの香りがしてとてもおいしいです。ニュースを見ると年々購入者も増えてきているそうですが・・・。

 孟子の教えと言われる「天地人」。「天が与える絶好の機会も地の好条件には及ばない。その地の好条件でさえ、人々の団結には及ばない」という意味があります。

 川渡餅のように地域の食文化として残すのであればもっと広めてもよいと思うので、個人的に勝手な提案しちゃいます。「天地人」の内、残った「人」を対象に考えます。人々が集い、心を一つにしよう(さあ、みんなで心ひとつに頑張ろう!)とするときにこの「天」と「地」を食べるという文化を作っていくというのはどうでしょう。これで「天地人」が揃います。選挙の時に選挙事務所への差し入れでいただいたら嬉しいかも(笑)。年にたった2日間なんて勿体ないです。

                                       🍙いばらき

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