今日、上越文化会館大ホールで「上越真夏の音楽会」が開催されました。ソプラノ長谷川紗耶さん、ヴァイオリン牧田由起さん、クラリネット丸山瑞生さん、ピアノ上野裕子さんの４人の演奏会です。
牧田さんは上越市内に在住で上越市内外の演奏や指導をされています。丸山さんは妙高市出身で各地で演奏活動をされながら後進の指導もされています。上野さんは上越教育大学で講師を務めながら伴奏者として活躍されています。そして長谷川さんは上越教育大学を卒業され、同大学院で研鑽を積み、現在ドイツで頑張っています。皆さん上越にゆかりがあり、地元だけでなく県内、県外、そして世界で活躍されいる素晴らしい方々です。演奏はソロだけでなくアンサンブルも工夫されていて、それぞれが輝る素敵な演奏会でした。また、この曲は演奏者の思い入れのある曲なのかな？などと想像したりしてとても楽しめた２時間でした。
今回の演奏者の１人をここで紹介させてください。私は、現在上越市内の合唱団に所属しています。その合唱団の若きメンバーとして活躍されていたのが当時学生だった長谷川さんです。私とはパートが違うことや、コロナ禍で練習が中止されたこともあり彼女とはあまりゆっくりお話しする機会はありませんでした。おっとりされて、いつも明るくニコニコしていて歌うと上手な学生さんという印象でした。その長谷川さん、第５６回新潟県音楽コンクール声楽部門で最優秀賞を受賞されました。そしてその後彼女は単独でドイツに渡りました。ドイツではパン屋さんで働き（そのパン屋さんは自分で探したそうです）、自立ながら声楽を学んでいるというものすごい努力家です。そしてその努力が実り、ドイツでソロデビューのチャンスを掴みました。そのコンサートは素晴らしい演奏会になったそうです。そして彼女からとても勉強になった演奏会だったと報告がありました。マイクを持ってお話をするとちょっと緊張しいの天然さんですが、いざ歌い始めると堂々とそしてとても澄んだ声で朗々と歌い上げます。彼女の優しさと強さがその歌声に現れていると思います。久々に彼女の歌声を聴いて透明感はそのまま、安定感と声の艶が増してきたたように思いました。これからも思う存分学び続けて、大勢の方に素敵な演奏を届けてほしいです。
その長谷川さんですが、８月１０日（土）午後２時より はーとぴあ中郷で「長谷川紗耶ソプラノリサイタル」が開催される予定です。暑い日が続く中、彼女の透明感のある声で涼やかな気持ちになりませんか。ぜひ足をお運びください。
今日のコンサートには馬場県議も観客として参加していました。まだ感想を聞いていないので、週明けにぜひ感想を聞いてみたいと思います♪
🍙いばらき