
今年も直江津の支援者M様から、「むべ」をいただきました。馬場県議も私も昨年初めてこの「むべ」を知りました。アケビ科だそうですがアケビとはちょっと違うのです。アケビは熟すと実が割れて中の白い果実がみえます。でもこの「むべ」は熟しても割れないのだそうです。また、アケビは落葉樹で、「むべ」は常緑樹という違いもあるそうです(上の写真の葉も青々としています)。
昨年この「むべ」を食してみたところ、種の周りの半透明のゼリー状の部分がほのかに甘い味がしました。種ごと口に入れてゼリー状の部分を食べたら種を出すという食べ方をします。
そういえば、昨年事前に食べ方を調べもせず、馬場県議も私も初めの一口をスポーンいっぱいに頬張ってしまいました。口の中でプルプルと動いてしまう種に苦戦しながら「どこを食べるの?」「種はどうするの?出すの?食べられるの?」「わかりません」と互いにしゃべられないのでジェスチャーで伝えながら、楽しくいただいたことを思い出しました(笑)。
この「むべ」を調べたところ、古代より不老長寿の果物と言われていたそうです。葉っぱもおもしろくて3枚、5枚、7枚と奇数で増えていくので「七五三の縁起木」ともいわれているそうです。そこで、いただいた「むべ」の葉っぱをよく見たら、確かに3枚と5枚ばかりでした🍃そして「むべ」を漢字で書くとなんと「郁子」なんだそうです。パソコンで「むべ」と入力すると確かにその漢字が出てきます。まるで人の名前ですよね。
せっかくの珍しい「むべ」を来所される方にも喜んでいただきたいので、しばらくは飾っておこうと思います。来週あたりが食べごろかな?Ⅿ様ありがとうございました。