今日はクリスマス・イブ。連日、聞こえてくる ♬まっかなお鼻の トナカイさんは~♪でおなじみの「あかはなのトナカイ」。このトナカイに名前があったのをご存じですか?私は先週末に初めて知りました。
21日に板倉にあるゑしんの里記念館で「うたごえサークルたけのこ」のクリスマスコンサートが開かれました。平和を願う歌を数多く歌い続けている素敵なコーラスグループです。歌詞をしっかり自分のものにして、言葉に魂を込めて歌われているのがジーンと伝わってきていつも心を打たれます。
コンサートの第二部では会場の皆さんと歌おうというプログラムになっており、「きよしこの夜」「ジングルベル」「折り鶴」など数曲をたけのこさんと一緒に歌いました。「あかはなのトナカイ」の歌を歌う際にサンタの格好をされた元高校の英語の教師Nさんが「このトナカイには名前があって、アメリカでは子供からお年寄りまで知っているんですよ」と説明が始まりました。
その名は Rudolph (ルドルフ)とのこと。英語での歌詞が「Rudolph the Red-Nosed Reindeer♬」を「まっかなおはなの トナカイさんは♬」と日本語で歌っているのです。正確には、「まっかなお鼻のルドルフというトナカイさんは」となるのです。日本語の歌い方では一つの言葉に一つの音符で歌いますが、英語は一つの単語に一つの音符で歌うことが多いので、日本語では音符が足りず名前はカットされてしまったとのこと。
また他にも英語の歌を歌うときには必ずこのNさんが登場して説明をしてくださいました。さながら学校で英語の授業を受けているような感じで、笑いが絶えずとても楽しかったです。
たけのこさんが祈るように歌った数々の歌を聴いて、そして会場の皆さんと一緒に笑いあった様子を思うと「クリスマスが笑顔をもたらすイベントならば、宗教が違えど世界中の人々に笑顔が届く日であってほしい」と心から願うばかりです。
Mary Christmas 🍙いばらき