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ベテランカラス

 事務所の前はT字路。「司令部通りのT字路」で通じる場合も多い道。10年以上前からこのT字路の真ん中に訪れるカラスがいます。ずっと同じ個体なのか、親子なのか、親戚なのか・・・それはわかりません。時々来ては、2羽でT字路の真ん中で何かを突っついています。それも赤信号で止まっている側に避けてついばんでいるんです。青信号になる慌てることもなく電線にとまって次に赤信号になるのを待っています。数年前には、このT字路の横断歩道を悠々と歩いて渡っているも見たことがあります。運転者もわかっているのでゆっくりハンドルを切ります。もしかしたらそれをわかっていてゆっくりと行動しているのでしょうか。

 今日もそのカラスが来ています。

 信号待ちしている人も信号機ではなく明らかにカラスを凝視しています。誰も追い立てません。私はこのようなカラスの姿と周りの人の様子を見ると思わず笑みがこぼれてしまいます。なんだかとても平和な感じがしませんか。

 思い出したのですが、同交差点で信号待ちの間知り合いと立ち話をしていた時の話です。このカラスが、知り合いの柴犬の抜け毛をひょいと抜いて飛んで行ったのです。多分巣をつくるのに犬の抜け毛はがほしかったのでしょう。二人で「随分度胸のあるカラスだね」と笑いましたが、当の本人(老犬)は自分の毛を抜かれたことにまったく気づかなかった様子で笑っている私たちを不思議そうに見上げていました。

 このカラスのねぐらはどこなのでしょうか。夕方になると上越教育大学の前には数えきれないほどのカラスが電線に並び、並びきれないカラスは田圃で何かをついばんでいます。上越中のカラスが集合して帰宅ラッシュのような感じです。みんな喧嘩もせず整然と並んで…。そういえば14,5年前でしょうか。上越教育大学の大学院の学生が「上教大のカラス」(題名はうろ覚え)という歌を出したことを思い出しました。詳しい内容はもう忘れてしまいましたが、人間とカラスお互い言いたいことがあるというような内容で学校の先生らしいなという感想だったことを思い出しました。気になる方は探してみてください♬                                 🍙いばらき

 

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