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河村さんへ100文字のラブレター

2024年7月 一緒に食事をしたときの河村さん

 当事務所の隣は高田文化協会です。その文化協会の前事務局長の河村一美さんが今年の4月10日の朝、満開の桜の中旅立って逝かれました。いつも笑顔で、楽しいことが大好きな素敵な女性でした。

 私も年齢を重ねるにあたり、葬儀に参列する機会が増えてきました。そのほとんどが90歳以上で正に「大往生」の方々です。その葬儀の帰りにいつも真っ先に頭に浮かぶのは「死」ということば。何故だかわからないけれど、「死ぬ」という動詞ではなく「死」という名詞。そして、いずれ自分に訪れる「死」についてぼんやり考えながら家に帰るのです。

 ところが、河村さんの葬儀に参列した時、今までとは違う感覚がありました。それは「死」ではなく「生きる」という言葉が浮かんだのです。それも動詞です。病魔を抱えながらも、最期まで彼女らしく強く生きてきた姿に触れる機会を与えていただいからこそ感じた感覚なのかもしれません。私は2年という短い間でしたが、お隣同士行き来して楽しい交流を持つことができました。そして大病と共に前向きに「生き切る」生き方を彼女から学んだように思います。

 ある飲み会で馬場県議の知人が「生きるとはどういうことか」と禅問答のような問いを馬場県議にしたことがありました。県議は「死に近づくこと」と回答。答えも禅問答・・・。でも確かにそうだよなと思いました。その近づき方をどうするか。私は河村さんのように明るく「生き切る」ことはできないかもしれないけれど、少しでもそんな生き方ができたらと思います。

 その河村さんに宛てて高田文化協会発行の『文芸たかだ』で「河村一美さんに贈る100文字のラブレター」を募集しています。河村さんと交流のあった方はぜひラブレターを贈ってください!締め切りは6月25日です。(詳しくは高田文化協会 電話025-525-2205 メール t-bunka@joetsu.ne.jp) 

 ほら、河村さんの「嬉しい~!どんなの書いてくれるの~💛」と身を乗り出して満面の笑みではしゃいでいる様子が目に浮かびませんか(笑)                   

*事務所ブログですが、次回からは私🍙秘書ではなく馬場県議の書いた文書を掲載していきます!      今まで私の稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。     🍙いばらき

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