「原発はもう止められないのか?」との質問に答えます。
知事が判断を県議会に委ねるとし、県政与党が圧倒的多数ですから、知事のした判断を覆すことは困難です。
しかし、柏崎刈羽原発の運転差し止めの裁判は、新潟地裁で進行中です。ハードルは高いですが、裁判所が差し止めを容認する判決をすれば、原発は運転できません。また、これもハードルは凄く高いですが、知事のリコール(解職)請求もありえます。知事を解職に追い込む情勢ができてくれば、東電も、慎重な判断をしてくるかもしれません。
ありきたりの言葉ですが、皆さんにはあきらめてほしくない。仮に原発が稼働しても、常に危険なわけですから、いつ地震があったり、事故があったりするかはわかりません。原発再稼働を推し進めた自民党などの政治家、知事本人、知事の判断を尊重すると言って住民に背を向ける自治体の首長(上越市長も含め)たちよりもっとマシな政治家を選ぶことが必要です。そして、福島原発以後の運動の成果や課題を分析し、次に繋げることが重要かと思っています。みなさんに過度な期待をもたせることはしません。でも、悲観もしていません!
「馬場ひでゆきの活動日誌85号 コーシーブレイクより」
